がんゲノム医療

2019/03/07

今日は今注目されている『がんゲノム医療』について書きます。

現在の日本におけるがん治療は、胃とか大腸、肺などの「臓器別治療」が施されています。

昭和56年以降、日本における病気での死因の1位が「がん」で毎年増え続けています。

これは先進国の中で日本ぐらいだと言われています。

こんな状況の中、国も昭和59年から対策を講じてきています。

平成30年「第3期がん対策推進基本計画」の中で、がん医療の充実を目的にこれから

国は本気で「がんゲノム医療」に力を入れていくと閣議決定しました。

がん化した細胞は急激に増殖し、やがて正常な細胞を駆逐してしまいます。その結果、

体内の臓器が正常に機能しなくなり自覚症状が現れ、人は死に至ります。

がんゲノム医療では、がんが発生する最初の段階での「遺伝子異常」に着目します。

約2万個あると言われている人間の遺伝子のうち、どの遺伝子に異常があるのかを解明し、

遺伝子の異常ごとに個別の治療を行います。

従来の「臓器別治療」から「遺伝子異常別治療」へと、より細分化された治療を行っていきます。

まさにこの治療が最先端の治療です。

しかし、この治療は、検査をするだけでも約90万円かかります。健康保険が使えないので全額

自己負担になります。もちろんその先の治療費もすべて全額自己負担になります。

日本では混合診療は原則禁止されており、健康保険適用の治療と健康保険適用外の治療を組み合わせた

治療を受けると、健康保険適用の治療分も含めて医療費は全額自己負担になってしまいます。

待ったなし!の状況の中で、将来、標準治療になるから大丈夫!なんてことは言ってられません。

ご自身はもとより、大切なご家族ががんに罹患してしまった時、どんな状態でがんが見つかったとしても

対応できる備えが必要です。納得できる治療を受けるための準備が必要です。

がん保険が悪いとは言いませんが、日々、医療現場が変わっていく中で、昔のがん保険はどんどん価値が

下がっていってます。また一般的はがん保険は、健康保険適用の治療費に対する保障しか付いていません。

日本においては、もしがんに罹患してしまったら、標準的な治療を受けるルールになっていますが、

生き抜いていくためには、治療の選択が大きく影響します。

がんの備えに必要なもの…

それは、

自分の意志で自由に使うことができる自在性のある「一時金」です。

がんは、「いつ」、「どのような状態」で見つかるかわかりません。

また見つかった時に、「どのような治療の選択肢」があるのかわかりません。

万全の備えを作るために、私たちインピースデザインのメンバーがお力添えをします。

 

鶴田 大介

 

 

 

 

 

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