生涯で稼ぐお金の【内訳】を考えてみよう。
🍀インピースブログ✒
今回は、生涯年収2億円とか言われているが手元に【全然残っていない。。。】
世間で言われる定年60歳(65歳?)まで、まだまだ先が長い私(30歳)もそこまで考えたことありませんが、
『2億円稼ぐのになんでこんなに残らないの?』
こんな“不思議” “疑問”について考えていきましょう。
******************************************************
昔から生涯で【2億円】稼ぐなんて言われてますよね?
まず、年収が幾らだと“生涯年収2億円”に届くのか考えていきます。
🔴厚生労働省発表の”平成28年「賃金構造基本統計調査」の結果より
男性平均月収 335,200円/月 年収402万円
女性平均月収 244,600円/月 年収293万円
※他企業規模等で平均値は異なります。
※高卒・大卒で月10万円程度異なる場合はあります。
★上記を生涯年収に換算すると(仮定 高卒18歳就職 退職60歳)
男性 平均年収402万円 ✖ 42年 = 1億6884万円
女性 平均年収293万円 ✖ 42年 = 1億2306万円
男性でも平均年収だと2億円に至らず。。。
42年間で2億円に到達する年収は、476.2万円となります。
男女限らず、このくらい稼げれば“生涯年収2億円”いきますよ!☆彡
愛知県内で自動車関係(トヨタ・デンソー・アイシン・などなど)でお勤めの方は、2億円超えるのではないでしょうか?
夜勤残業と過酷な状況ではあると思いますが、その分20代で年収500万円・600万円という方も沢山いらっしゃいますね。
★では生涯年収2億円の方達がたんまり貯金があるかというと、、ない!
なぜか?
【稼いだ分使う】
これに尽きます。
【使えば自分に返ってくる。】【飲みにケーションだ!】【先行投資だ!買うぞ!】
間違っているとは思いませんが、恩恵受けている方がどれだけいるのでしょうか?
【成功した方】【得るものがあった方】は【使い方を考えて投資していた】又は【考えていなったが、合っていた】ではないでしょうか?
とりあえず高いものを買う。行きつけの飲み屋さんに毎週のように通う。先行投資で高いスーツ・靴・鞄・時計を買う。
間違いではありませんが、身の丈に合ってますか? 誰かに借りてまで買ってませんか? 手元のお金無くなっていませんか?
欲望のまま消費していくと湯水のごとくお金は流れていきますよ!
私自身も苦い思い出があります。。。💦
★ではこれより、『生涯で稼ぐお金の【内訳】について考えていきましょう』
【内訳】とは、毎月や毎年、生涯一度の買い物に掛かる費用を ”目” で確認していきましょう。
まず、【衣・食・住】から考えていきましょう!
※18歳から60歳までの就労期間(42年間)の消費として考えます。
◆生涯年収残高 200,000,000円
🔴【衣】
人により様々ですが、回答で一番多いのは、『月間5,000円~10,000円』です。
間を取って月間7,500円とします。
7,500円 ✖ 12か月 ✖ 42年間 = 378万円
378万円となりました。
プラスの要素として、スーツを着る仕事の方だと、1年2着購入だと仮定し
1着4万円(大手スーツ屋さん)✖ 2着 ✖ 42年 =336万円
スーツだけで衣服費と変わりません。 驚きです。
42年間で衣服費に、714万円消費していることになります。
衣服費合計 7,140,000円
◆生涯年収残高 192,860,000円
🔴【食】
食費では、FP業務上の統計値 月4万円+月外食費1.3万円+月おやつ0.4万円の合計 月53,000万円と仮定します。
53,000円 ✖ 12か月 ✖ 42年間 = 26,712,000円
金額だけを見るととんでもない額ですね💦💦
とはいえ、現実離れした食費ではありません。
◆生涯年収残高 166,148,000円
🔴【住】
住まいの費用ですね。
ここは、30歳までアパート暮らし、これ以降はマイホーム購入し60歳まで返済した場合とします。
※アパート家賃:月7万円
※住宅購入費:4,000万円 返済期間30年 金利1%
アパート家賃合計:10,080,000円
マイホーム返済合計:46,315,920円
住まい費用合計:56,395,920円
金額にするととんでもない金額ですね。マイホームは資産になるとはいえ、返済終了時点の建物資産価値はゼロに近いため、資産価値は土地のみ。
1500万円位でしょうか?
◆生涯年収残高 109,752,080円
【衣・食・住】については終わりました。が、これだけではありません。
もう一つ大きな支出になる【車】が残っています。
🔴【車】
愛知県では夫婦1台ずつが多いため、2台を持ち続けた場合の費用を算出していきます。
※1台目 ミニバン 350万円 年間維持費10万円(税金+車検費用1/2)
※2台目 軽自動車 180万円 年間維持費5万円(税金+車検費用1/2)
※買替周期は車検3回受け9年で買替とします。
自動車買替費用
(350万円 + 180万円) ✖ (42年 ÷ 9年)= 2,475万円
自動車維持費用
(10万円 + 5万円) ✖ 42年 =630万円
合計 31,050,000円
家買えますね。一回いっかいの金額はそこまで大きくありませんが、42年間の合計には驚きますね💦
とはいえ、ミニバンはノア・ヴォクシークラスで算出しています。
例えばアルファード・ベルファイアクラスだと、2,942万円となり、プラス500万円位になります。
無くてなならない【車】にこれだけ消費する事を認識する必要がありますね。
◆生涯年収残高 78,702,080円
生涯4大支出とでもいいましょうか。働いている期間にこれだけ消費します。
【衣】 7,140,000円
【食】 26,712,000円
【住】 56,395,920円
【車】 31,050,000円
生涯4大支出 121,297,920円
これだけ使います。
2億円の収入が、残高 78,702,080円となり、半分以下になってしまいました。ひとそれぞれ価値観が違います。今回の算出はあくまで平均値や統計であり、現実はひとそれぞれ異なるため、もっと多く使う方もいると思います。
ここで、重要なことをお伝えします。
今回、生涯年収2億円とお伝えした金額は、あくまで総支給です。会社があなたに支払った給料であり手取り額ではありません。社会保険料や住民税は総支給から負担する必要があります。
それでは、手取り額を算出し【生涯4大支出】を引いた残りが幾らになるのか見ていきましょう。
【生涯年収2億円】を年収に置き換えると【年収476万円】となり、これを月間給料に換算すると【月間給料396,666円】となります。
【月間給料396,666円】から手取り額を概算で算出すると、【326,306円】となり。【総支給の約82%】が手取り額となります。
では、【生涯年収2億円】を手取り額にするとどうなるか。。。
🔴生涯年収手取り額 164,000,000円
となり、【生涯4大支出】を引くと
生涯年収の手取り額 164,000,000円
生涯4大支出 ▲121,297,920円
◆生涯年収手取り額学残高 42,702,080円
これが残高です。
しかし、この残高が60歳時点で手元に残っている訳ではありません。
あくまで【生涯4大支出】を引いただけであり、まだまだお金を使う場面はあります。
【教育資金】【家族旅行】【保険料】【娯楽費用】【冠婚葬祭】【子供へのお小遣い】【趣味にかけるお金】などなど…
実際どれだけ手元に残せるのか?
🔴【お金は有限】
限りあるお金で人生を楽しむにはやはり計画が必要です。
ここまで読んでいただいた方はお気付きかと思いますが、周りの皆が買っているものを同じ様に買っていくだけで、頑張って稼いだお金を使ってしまいます。
何が大事か?
【人生の計画を立て、目的別にお金の管理をする】
これに尽きます。
皆と同じことをやっていれば大丈夫ではなく、周りがやっていない面倒くさいことを実行する事が【あなたと家族を守ります】
実際何から実行すればいいのか?
株式会社 in Peace Designでは【LPS(ライフプランシミュレーション】をお客様サポートでご用意しています。
【マイホーム予算が決めれない】
【家計管理の仕方が分からない】
【お金が溜まらない】
【いつまでに幾ら貯めればいいか分からない】
【老後資金はいくら必要なの?】
など漠然とした疑問を解決する事が出来ます。
【あなたのお金の相談役】
この役割を果たします。
お興味ある方は以下問い合わせフォームからご連絡ください。
問い合わせフォーム
あなたの不安を私たちが解消します🍀
株式会社 in Peace Design
取締役 河原俊哉